日本ペイントホールディングスのグループ会社で自動車用塗料を手掛けている日本ペイント・オートモーティブコーティングス（NPAC）は、欧州の自動車用塗料事業を再編し、4 月1 日付で新体制をスタートさせた。
同社の欧州自動車用塗料事業は、NIPPON PAINTの名前を持つグループ会社と、2016年に完全子会社化したBollig&Kemperグループが互いに協力しながら事業を推進してきた経緯がある。今回の再編ではドイツにあるBOLLIG＆KEMPER GMBH＆CO.KGを有限会社化し、欧州本社として運用を開始。また、フランス・Bollig＆Kemper France SAS をNippon Paint Automotive（France）SAS（NPAFR）に、スロバキア・Bollig＆Kemper Slovakia s.r.o.をNippon Paint Automotive（Slovakia）s.r.o.（NPASL）に、イギリス・NP Automotive Coatings（Europe）Ltd.をNippon Paint Automotive（UK） Ltd.（NPAUK）に社名変更した。
欧州各社の社名をNippon Paint Automotive に統一することにより、自動車用塗料事業の連携を更に強固にするとともに、経営スピードの向上、ガバナンスの強化、アカウンタビリティ（責任体制）の明確化により、株主価値最大化の実現を目指す。
