中国塗料は3月31日から4日間、パシフィコ横浜で行われた「ジャパンインターナショナルボートショー2022」に出展。同社の「Seajetシリーズ」をPRした。

同社は昨年「Seajet 033」から防汚性能を更に強化した「Seajet 033 PREMIUM」を上市。新規に採用した防汚剤「selektope」がフジツボの触手に作用し、船底に吸着する前に離れていく。防汚剤として使用される亜酸化銅と同等以上の効果を発揮し、海洋環境負荷を最小限に抑えられる。欧州の防汚剤規制「BPR(Biocidal Product Regulation)」承認済み。

近年、国内では夏の気温上昇に伴い、フジツボなどが多く繁殖するようになっているという。「プレジャーボート専用の船底塗料として定番となっている『Seajet 033』の性能を更にブラッシュアップさせた製品。高汚染海域でも優れた性能を発揮している」と新たなスタンダード品として拡販に努めていく。

その他、ブースでは亜酸化銅フリータイプの「Seajet 037」や、大型船で多くの実績がある亜酸化銅タイプの「Seajet 039」を紹介した。