エスケー化研は機能性と意匠性を両立させた高級製品で採用に弾みをつける。

同社の内外装用高意匠性仕上塗材「サンドエレガンテシリーズ(責任施工)」はホタテの貝がら、砂、石の持つ素材感を融合し、自然の風合いを生かす特長がある。また、内装と外装を同様の意匠で統一することで一体感を演出できる。内外装用の「サンドエレガンテ」は微弾性中塗材を組み合わせることで、下地の微細なひび割れに追随し、雨水の浸入を防ぐ。また、アクリルシリコン樹脂を用いることで高い耐候性を有する。水性で安全、環境にも配慮した。更に、特殊設計により微生物への抵抗性を持ち、長期衛生的な環境を実現する。標準パターン12種、標準色30種を揃える。

加えて、内装用の「同IN」は調湿機能を付与。TVOC1%未満、ホルムアルデヒド放散物質非含有と機能性を高めて快適な空間づくりに寄与する。

その他準外部にも適応する「同S」もラインアップ。「高級感と機能性を生かし、インバウンド需要で活況なホテルや商業施設への提案を積極的に進めていきたい」(担当者)と話す。

また同社では乾式シート建材の拡充を進めている。石材調の「グラニピエーレ」の他、内装用高級シート材「ウッディスマイルIN」は従来の木目調に、柾目調を加えた。カッターナイフなどで簡単に裁断できるシート建材で、作業効率の向上や工期の短縮に寄与していく。