グリーン系塗色をベースにアメリカ開拓時代の一軒家をモチーフにしたブースを設営。床材や内装材など多彩な塗装仕上げを表現した。

昨年に続き、外壁から床材、装飾材まで、展示されている造作物すべて同社社員の手作り。「昨年の経験で、販売する側の人間が作ることから関わることで、商品に自信が持てることが分かった」と担当者。板材のカットから、塗装、ペーパーがけなど、製作工程をメイキング動画として放映し、作る楽しさを訴求した。塗装を施した造作物すべてに使用塗料と材料、工程のレシピを掲載した。

特に目立ったのが、パールやメタリック調に仕上げた意匠性塗料「PAL」を使った額縁。木材や紙、金属などいろいろな素材に塗れるのが特長で、素材感を引き立たせる「ZARAZARA(ざらざら)ベース」と「DEKOBOKO(でこぼこ)ベース」を使うことで、アンティーク風に仕上げることができる。