滋賀県塗料商業会(理事長・青山茂氏)は、11月4日、5日の2日間、大津市立唐崎幼稚園で塗装ボランティアを行った。

同会の塗装ボランティアは、予算不足で塗り替えができない幼稚園や学校などの公共施設を対象に平成24年にスタート。以来、毎年1~2カ所の施設に対し、塗料及び副資材の無償提供と合わせて塗り替え支援を行ってきた経緯があり、今回大津市役所からの紹介で唐崎幼稚園が選ばれた。

塗装したのは、園舎2階壁面と1階を結ぶ階段壁面。5日は、同園に通う親子90名が集まり、午前、午後に分かれて塗装に汗を流した。

松野美弥園長は、「子供にペンキ塗りを体験させたいと多くの家族に参加頂くことができました。子供の中にはゲーム感覚の気分もあったようです」と、インクの塗り面積で競う任天堂の人気ゲーム「スプラトゥーン」さながら塗装を楽しんだ様子。ピンクを基調にした鮮やかな仕上がりに教職員、親子ともに喜んだ。

塗料は、イサム塗料が提供。水性シミ止めシーラー「アクアートシミ止め」を下塗りに内装用光触媒塗料「エアフレッシュ」で仕上げた。