5月の塗料出荷は、数量ベースで対前年比3.1%増の13万9,254トン、金額ベースで3.8%増の539億1,100万円となり、数量、金額とも3カ月連続で前年を上回った。

品目別で数量増が目立ったのは、アクリル焼付(111.6%)、船底塗料(110.3%)、アルキド調合(108.7%)、粉体塗料(108.1%)、シンナー(107.1%)など。一方、水性樹脂系(89.1%)、厚膜型エマルション(96.1%)が減少し、自動車を含む工業用関係の伸長が目立つ。

平均キロ単価は0.6%増の387円。在庫量は9万7,239トン。純出荷は数量ベースで2.9%増の12万1,912トン、金額ベースで3.5%増の463億7,700万円となった。