6月の塗料出荷は前年同期比4.1%増の15万4,092トンに推移した。金額ベースでは4.6%増の593億9,300万円。数量、金額とも4カ月連続で前年を上回った。平均単価は385円、在庫量は9万8,311トンとなった。

品目別で見ると、数量ベースで増加が目立つのは、アクリル樹脂系焼付乾燥型(110.4%)、その他の塗料(109.8%)、水性樹脂系塗料(107.2%)、エマルションペイント(107.0%)など。電着・工業系の伸びが目立つ。一方、アルキド樹脂系さび止めペイント(94.9%)、粉体塗料(94.9%)、ラッカー(95.3%)、水系厚膜型エマルション(95.4%)などが落ち込んだ。

純出荷は数量ベースで3.8%増の13万3,565トン、金額ベースで3.9%増の504億3,200万円となった。