2月の塗料出荷は前年同月比2.8%減の14万1,359トンと低迷した。金額では2.2%減の540億1,300万円。キロ単価は382円、在庫は10万3,250トン。

品目別では、前年同月水準(数量)を上回ったのは電気絶縁塗料(117.6%)、船底塗料(109.1%)、不飽和ポリエステル系(105.2%)など。減少が目立つのはラッカー(84.6%)、アルキド・ワニス系(86.4%)、厚膜型エマルション(90.1%)、その他の塗料(91.8%)など。
工業系の品目は自動車OEM向けが調整局面入りしている影響などから前年割れが目立つ。汎用は建築向けの低迷が持続している。

純出荷ベースでは12万800トン、452億4,300万円であった。

平成29年2月塗料生産・販売(出荷)・在庫数量及び平均単価表