ニーズを確実に応える、約2,200名が来場

塗料ディーラーのニシイ(本社・福岡市、社長・西井一史氏)は11月21日、22日の2日間、塗料関連展示会「2023未来創造展」をマリンメッセ福岡で開催した。同展の開催は2018年以来5年ぶり。業界関連展示会では最大規模となる148社が出展した他、セミナーや新モビリティを体験できるアトラクションなど、多彩なイベント企画を盛り込んだ。会期中は約2,200名が来場した。

 


今展のテーマは"あなたの期待を超えていく"。実行委員長を務めた西井健雄氏は「塗料ディーラーの重要な役割は、顧客が抱える課題をいかに解決に導いていけるか。今回、出展社様に協力を頂き、困りごとの解決に寄与する製品、技術の出展をお願いした」とコメント。会期の3カ月前から顧客ニーズの探索を開始し、出展企業にフィードバックするなど来場者ニーズと出展内容の合致に努めた。

会場では、建築向けから工業用まで多種多様な新製品が集結した他、同社プラントシステム部も単独ブースを設置。エアーコンプレッサの製品提案から設置・施工、点検・保守、修理・改善を行うワンストップサービスをアピール。省エネに寄与する赤外線触媒乾燥炉のデモや作業環境の法令対応支援を提案するなど、課題解決に着眼したサービスを訴求した。
また今展の新たな試みとしてデジタル技術を活用し、事前に登録された顧客情報を社員で共有。来場者サービスに活用した。

来場者数は約2,200名と好天の影響もあり想定より下回ったものの、平均数時間と滞留時間の長さが同展の特色。「お客様の関心事に応えられていると受け止めている」と西井氏。出展企業の担当者も「日頃出会うことのできないユーザーの声を直接聞くことができた」と来場者との交流を楽しんだ。

その他、塗魂ペインターズ×ロックペイント×カモ井加工紙による「塗装現場が『今』『未来』に求めるものとは?」や塗料屋サンライズ×トラスコ中山×和信化学工業×ニシイによる「女性目線でDIYをもっと身近に楽しく考えよう!」のトークセッションを開催。VRを用いた労災予防教育やペイントDIY企画など、多彩な企画で来場者をもてなした。



会場風景.JPG
会場風景.JPG
塗料屋サンライズのアイドルが応援隊として各種イベントをサポート.JPG
塗料屋サンライズのアイドルが応援隊として各種イベントをサポート.JPG

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