塗料販売店向けにクラウド販売管理システムを展開するPaintnoteは、塗装ユーザーとオンライン受発注を可能にする「Paintnote EDI」の大幅リニューアルを行った。

「Paintnote EDI」は、販管システム同様、サーバーの設置を必要としないクラウド型の受発注システム。受注側の塗料販売店が予め登録した製品であれば、発注側の塗装ユーザーは24時間・365日、パソコンやスマホ、タブレットを通じ発注することができる。人手や転記を必要とする電話やFAXに替わる新たな受発注方式として関心を高めている。既に同システムには数十社の塗料ディーラーが導入しており、登録ユーザー数は400を超えた。

今回アップデートを行ったのは、発注側に対する利便性の向上。「不慣れな方や幅広い年齢層を考慮し、より分かりやすいデザインに変更した」(藤井友輝社長)と説明。製品検索についても顧客ごとに複数の製品リストを提供できるようにするなど、利便性を高めた。

藤井社長は、「当社は、週単位で改善できる体制を整えている。利用者拡大に伴い、着実にノウハウが溜められており、今後もユーザー満足度の向上に努めていきたい」と意欲を示した。