三井化学はカーボンニュートラルの実現に向けて、フィンランドのバイオマス燃料の製造会社・Neste社及び豊田通商とバイオマスナフサの調達に関する売買契約を締結した。

同社大阪工場のエチレンプラントに日本で初めてバイオマスナフサを原料として投入する。同時にマスバランス方式によるバイオマスナフサを原料としたフェノールなどのバイオマス化学品やポリオレフィンをはじめとしたバイオマスプラスチックの製造を行う。

なお、同社と豊田通商はバイオマスの認証制度として欧州で広く採用されているISCC認証を取得する予定としている。