茨城県日立市の塗料ディーラー・日興(中山泰志社長)は7月27日、隣接のサテライト施設で、地域の小学生を対象にペイントワークショップを開いた。テーマは「夏休み工作 カレンダーを作ろう!」。夏休みの自由研究にもなる題材を提供し、子供たちにペイントに親しんでもらった。
同社は、地域にフレンドリーな会社を標榜し、地域の人たちを対象にしたペイントワークショップなどのイベントを頻繁に開催、大人から子供まで幅広い層の人たちを楽しませている。地域との共感ベースの企業姿勢がビジネスへの波及や社員のモチベーションアップをもたらし、会社に活力をもたらしている。
今回は小学生を対象に、工作+ペインティングのワークショップを開催。同社が掲示した告知ポスターや学校からの案内で2年生から6年生までの児童9名が参加して、オリジナルカレンダーづくりにチャレンジした。
作るのは、15cm四方ほどの木枠の中に曜日や日付のカードを吊り下げた日めくりのカレンダー。木製の枠をペーパーでならし、水性塗料で彩色する工程では、木枠の4辺を異なる色で塗り分ける子、ボタニカルな描画をする子など個性が表れていて面白い。中に吊り下げる日めくりのカードも思い思いのデザインで曜日や数字を書き入れ、毎日めくるのが楽しみになりそうな子供たちオリジナルの日めくりカレンダーが完成した。
子供たちからは「とても楽しかった」「また来たい」「色を作ったり塗るのが楽しかった」などの感想が寄せられていた。
なお、今回使用した水性塗料は日本ペイントが提供。