塗装設備会社の昭和塗装機(本社・愛知県、代表取締役・土田和紀氏)は一斗缶のキャップ口から挿入し使用できる小型の攪拌機を開発した。実用新案登録も済ませ、来年1月から販売をスタートさせる。

新開発した攪拌機は円柱状の設計で、回転させることで複数の溝部などにより塗料を攪拌する。プロペラ形状の攪拌羽根がないので、缶内部の切りかすは発生しない。

攪拌部は長さ9cm、直径3.5cmの小型サイズのため、一斗缶の天蓋を取り外すことなくキャップ口から挿入し使用できる。「塗料を複数回に分けて使用するときなどに使い勝手が良い」(土田社長)というメリットがある。

2017年から販売店やインターネットを通じて本格的に販売していく。
問い合わせTEL0561-38-1213。