パーカーエンジニアリングは粉体塗装機のモデルチェンジに伴い、4月から新たに「パルスパワー9000」(ハンドガン・自動ガン)の市場展開をスタートさせる。

4年ぶりの刷新となり、新型ガンではメタリック塗装モードを設けるなど性能アップを図っている。既存モデルの「GX8500シリーズ」は現在キャンペーン販売を実施しており、3月中で取り扱いを終了する。

新型粉体塗装機「パルスパワー9000」では従来モデル同様にスーパーパルスパワーと称する4種類の荷電方式を搭載。さまざまな被塗物に対しても最適な粉体塗装が可能となる。

搭載モードは4種類あり、オールマイティー、リコート、連続荷電に加えて新たにメタリックモードを加えている。需要が高まっているメタリック粉体塗装に対して、最適な荷電設定とした。従来モードに関しても性能の向上を図っており、塗着効率、入り込み性、仕上がり外観に優れる。

また、自動ガンでは既存モデルより30gの軽量化を実現。加えてガン本体の重心位置の最適化を図ったことで、塗装作業性が改善されている。

今後、粉体塗料供給装置の新製品の市場投入も予定しており、粉体塗装機事業の強化を図っていく方針。