ランズバーグ・デビルビス事業部は小傷補修からパネル塗装までに対応する「DeMI Ⅱ」を11月から発売した。幅広いニーズに対応できる"マルチミニスプレーガン"として拡販を図っていく。

初期モデル「DeMI」の"低圧""微粒化"の特徴をそのままに改良モデルチェンジを行った。低圧と微粒化をより安定化させるために新霧化方式となるLVMP-FC(Low Volume Medium Pressure-Flow Control)を開発、搭載している。新エアキャップでエア量をコントロールすることでエア消費量が少なく済み塗着効率が上がる。

エアキャップは2種類「DL6」「DL8」を揃えており、作業内容に合わせて選択できる。

ノズル口径は「DeMI」では1.1mmのみだったが、「DeMI Ⅱ」では1.1mmに加えて0.8mmと0.5mmをラインアップした。2種類のエアキャップと3種類のノズル口径の組み合わせにより、開発コンセプトである多種・多用途のニーズに対応。

ボディは鍛造加工されているため強度や加工性に優れた物性を有する。重量は190gと超軽量で、トリガーはわずかに引いた状態のいわゆる"半クラ状態"でも作業性に優れるため、小傷部分など極小スポットに適している。

また、水性塗料向けとしてはセンターカップガンの「GTiPro」及び「GTi Pro LITE」とサイドカップガンの「Jupiter Pro」を提案している。

Proシリーズではボディカラーが3種類(ゴールド、ブルー、ブラック)から選択でき、ノズル口径が2種類、エアキャップは3種類をラインアップ。「Jupiter Pro」は日本ユーザーが好むサイドカップ仕様。超ハイソリッドや水性塗料に適している。