三王のペットボトル入り粉体塗料「chocona(チョコナ)」が広島東洋カープ認定の自転車に採用された。赤ヘルをイメージしたカラーリングを粉体塗装で仕上げている。

同社の粉体塗料が使用されたのはベターバイシクルズ(広島県尾道市)の特別仕様の自転車。広島東洋カープ公認のロゴが入り、カラーリングは、マツダ車のソウルレッドをイメージした赤ヘルカラーを表現している。この自転車は昨年12月18日から予約を開始、30台の限定販売となっている。

元々choconaユーザーであったベターバイシクルズからの「赤ヘル色を再現したい」という要望に応え、三王が複数の試作を提案。最終的にベースコートにスパークルメタリック、トップコートにキャンディトーンレッドを組み合わせた2コート2ベーク仕様となった。

ベターバイシクルズは2018年2月に三王のコンサルティングにより粉体塗装設備を導入。塗装未経験のスタッフが技術指導を経て、粉体塗料「コナール」と「chocona」のカラーバリエーションを生かして、カラーオーダー自転車の製造販売を展開している。