塗料販売店向け販売管理システムや顧客間受発注(EDI)システムを展開するPaintnoteは12月20日、塗料・塗装業界に特化したSNSアプリ「ペイントトーク」を正式にリリースした。

同アプリは、全国の塗料・塗装業界関係者を対象にしたコミュニケーションツール。何気ない日常の「つぶやき」や仕事や職場で感じた「質問」を通し、気軽に交流を楽しむことができる。

開発の経緯について藤井友輝社長は「コロナ禍でコミュニケーションの頻度が減り、気軽に業界人同士が交流できる場を設けてほしいとのリクエストを多く頂いた」と実際のニーズに基づいたサービスであることを強調。更に「業界に特化したSNSを開発することで、心理的な安心感と共感が得られやすいと考えた」と説明する。

実際、看護業界や物流業界においても業界特化のSNSサービスが出ており、同じ業界に従事する"同質性"を担保することで、より親近感の高い、具体的な交流が得られるという。

対象は、業種分野問わず、塗装店、塗料販売店、メーカー、DIYユーザーなどさまざま。機能も「つぶやき」と「質問」の2つのカテゴリーのみのシンプルな構成とし、ダイレクトメッセージ機能や保存機能はなし。ユーザーは投稿に対し、返信やコメント、お気に入りのチェックができ、SNSビギナーにも扱いやすいデザインとなっている。

アプリ内は基本的に匿名による交流がベース。任意で性別、年代、エリア、職種、塗装分野の属性を示すことができる。

「嬉しかったことや悩み、分からないこと、気になったことなど自由にやりとりして頂きたい。いずれは参加者同士で新しいプロジェクトが立ち上がることも期待している」と藤井社長。塗料・塗装業界コミュニティスペースとしての活性化を期待する。

利用料は無料。スマホ、タブレットの際は、AppStore及びGoogle Playで「ペイントトーク」と検索し、ダウンロード。