大同塗料は昨年10月下旬、無機系ハイブリッド型屋根用塗料「ハイルーフマイルドMUKI」を発売した。
同品は、無機と有機のハイブリッド技術によりフッ素樹脂を超えた耐候性が最大の特長。更にラジカル制御技術を採用し紫外線劣化を抑制する他、最終工程にクリヤー仕上げを入れることで顔料露出を抑制し、耐候性を向上させた。
適用素材は、各種化粧スレート、プレスセメント瓦、乾式コンクリート瓦、陶器瓦、金属屋根。
塗装仕様は、下地の状況によって下塗りを必要とするケースもあるが、基本的には素地調整後、直接同品の塗装が可能。「ハイルーフマイルドMUKIベースコート」を2回塗りの後、「同MUKI艶消しクリヤー」で仕上げる。
ベースコート、クリヤーとも2液タイプで15kgセット、3.6kgセットを揃える。可使時間は8時間、色は濃色を中心に19色。
また遮熱タイプの「同MUKIベースコート遮熱型」もラインアップ。色は濃色、淡彩色を合わせて20色。
HOME建築物 / インフラ無機系屋根投入、クリヤーで耐候性向上