塗料販売店グループのエコペイント・ネットワーク(ナガヤ塗料、高山商店、富田商店、ヤブタ塗料)は、7月から塗り替え工事で記念樹1本を植樹する"プレゼント・ツリー お家の塗り替えで森を造ろうプロジェクト"をスタートした。
同プロジェクトは、車の移動やシンナー放出、廃材など塗り替え工事に伴う環境負荷を植樹によって取り返そうという環境事業の一環として企画化したもの。かねてより植樹によって荒地や森林の再生に取り組んでいる認定NPO法人環境リレーションズ研究所に委託する形で、塗り替え工事1件につき、木1本を植樹することを決めた。
具体的には、同会がコーディネーターとなり、顧客である塗装会社が受注した塗り替え工事1件につき木1本を山梨県笛吹市みさかの森に植樹する。2年間で1,000本を植樹する計画で、緑豊かな山に再生した2019年には"エコペイント・ネットワークの森"として看板も設置する予定にしている。また同プロジェクトに賛同した施主には、植樹証明書をプレゼントする。
森林の再生は、土砂崩れの防止など災害防止の観点からも重要な施策となっている。同会としては各社の事業拠点である関東、中部、近畿、中国、北九州エリアの塗装店と協業を図ることで、業界内での環境活動を活発化させていきたいとしている。
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